
【Tales of Legendia】 モフモフ族はラッコが進化した生き物なんだキュ?
発売日 |
2005年8月25日 |
機種 |
PS2 |
メーカー |
ナムコ |
ジャンル
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絆が伝説を紡ぎだすRPG |
廉価版 |
PlayStation 2 the Best 2006/6/8発売 税込価格\2800- |
商品情報 |
 通常版は税込価格\7140-でした |
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グラフィック |
MUSIC |
STORY |
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■ストーリー概要
主人公の少年、セネルは、小型船で、妹と二人霧の立ちこめる海上を漂流していました。
いよいよダメかと思ったとき、突如島が現れ、ぶつかりそうになった二人は荒波に飲み込まれてしまいます。
次に目を覚ました時彼らは、島だと思っていたものが人工の大きな「船」である事を知ります。
その「遺跡船」が彼らを世界の命運を懸けた戦いへといざなうのでした。
■主な登場人物
セネル・クーリッジ Age17 171p 59s 男
犯罪者や魔物を相手にする沿岸警備隊マリントルーパーに所属しており、船の操縦や泳ぎに長けている。己で決めたことは何があってもやり遂げようとする強い意志の持ち主。 武器はリスト。
シャーリィ・フェンネス Age15 154p 41s 女
セネルの妹。海水を浴びたり、潮風に当たったりすると体調を崩す、特異体質。兄が危険な仕事をしているのでいつも身を案じている。 武器はペン(詠唱用)。
ウィル・レイナード Age28 188p 76s 男
遺跡船上にある『灯台の街ウェルテス』で保安官をしている。でも本業は博物学者。 武器は巨大ハンマー。
クロエ・ヴァレンス Age17 167p 49s 女
他国にもその名を轟かせているというさる王国の名門騎士の家系に生まれる。彼女自身も騎士である。 武器は勿論剣。
ノーマ・ビアッティ Age16 157p 43s 女
トレジャーハンターの少女。明るく冗談好きで、いつも笑いを振りまく。勝手にあだ名を付けるのが趣味。 武器はストロー?
モーゼス・シャンドル Age17 182p 66s 男
魔獣使いの一族出身で、自らもガルフ(魔獣の一種)のギートを、従えている。山賊団の首領で大勢の子分も率いている。大阪弁? 武器は投槍。
ジェイ Age? 175p 53s 女
職業、情報屋。情報分析能力に長けており、参謀的な役回りを務める。毒舌家。 武器は短剣。
グリューネ Age20 165p 43s 女
自分の名前以外のすべての記憶を失っている正体不明の女性。でも性格は和み系。体はダイナマイト系? 武器は不思議な壺。
■テイルズオブレジェンディアレビュー
発売から3年近く経ちましたが、ようやくプレイ中です。
テイルズといいながらキャラデザインがこれまでと違う人だし、世間でもあんまし評判になってないようなので、はっきり言って期待は全くしてなかったのですが、プレイしてみると意外に面白いです、これが。
うちの人が1周すでにやってまして、私はもうさらっとやりたかったんで2周目開始データを頂いて、グレードショップで色々特典つけてプレイ開始しました。
右の表でお分かりのように、グレードショップの内容は従来のテイルズシリーズと大差ないです。
「コスチューム変更」は戦闘中だけ変わります。元の服には戻せません(笑)。
もちろん最初からパンダでやりました(爆)。
セネセネは格闘系なんで武闘派パンダになります。
ガルドも引き継いだけど最初のうちはろくな装備売ってないし、あんまし恩恵なかったかな。
グミは食べ放題だけど(苦笑)。
それでもボス戦なんかは結構時間かかりました。
久々の横一列バトル、敵がでかいと自分が全く見えなくなったりして、何してるのかよく分からなくなったり。。。
◆メインシナリオレビュー
テイルズオブレジェンディアは、これまでのテイルズとはちょっと毛色が変わってて、ゲームの構成も、主人公セネルとヒロインのシャーリーを中心とした物語であるメインシナリオと、メインシナリオクリア後に出てくるキャラクタークエストに大きく分かれています。
メインシナリオは章立てになっており、第1章「シャーリーを追って」、第2章「届かぬ手」、第3章「運命の再会」、第4章「動乱の大地」、第5章「覚醒」、第6章「打ち捨てられた地で」、第7章「輝ける青」と、展開して行きます。
物語の舞台は「遺跡船」。街はその中にある「灯台の街ウェルテス」のみです。
「遺跡船」と言っても「船」と言うよりは一つの「島」のような感じ。
セネルとシャーリーは実の兄妹ではなく、シャーリーは普通の人とは違う「水の民」であり、しかもその中でも特殊な「メルネス」と言う存在で、ものすごい力を秘めていたりします。(とてもそんな風には見えませんが(苦笑)。)
また、表立っては出てきませんが、この二人の物語に大きく関わる「ステラ」というシャーリーの実の姉の存在もストーリーが進むに連れて明らかになってきます。
いわゆる三角関係?!+水の民VS陸の民の確執をテーマに話が進んで行きますが、ゲームよりはアニメにした方がいいんじゃないかと思うくらい、お涙ちょうだいな場面もあります。
メインシナリオで一番ぐっとくるのは、やはりステラの死ぬ場面ですかね。なかなか見せ方が巧妙でBGMもあいまって、盛り上げてくれます。
色んな人の死やら戦争を乗り越えて、結局はセネルとシャーリーがくっつくんですけどね。
ステラが死んでも次はクロエとの三角関係が???まさしくもてもてセネルくんです。
こんなに露骨な愛憎関係はこれまでのテイルズにはなかったかな?
これはこれで面白いんだけどね。
主人公以外の仲間たちも一癖二癖ありそうなよくしゃべる人たちばかりで、事あるごとにみんながあーだこーだと輪になって議論します。
プレイヤーは「早く終わんないかな〜」と眺めている第三者になりさがってしまいます、良くも悪くも(笑)。
互いの愛称も、それぞれ呼び方が違ってて、ノーマはセネルを「セネセネ」と呼びーの、モーゼスは「セの字」と呼びーの、クロエはお堅く「クーリッジ」と苗字で呼びーの。。。
更にはモフモフ族たる、名前からしてもふもふした感じの動物系キャラも出てきます。残念ながらパーティとして戦ってはくれませんが。なかなか可愛くて(ラッコには見えないけど)、個人的には好きです。
◆キャラクタークエストレビュー
このキャラクタークエストも、メインのおまけではなく、結構内容みっちりです。
序奏にはじまって、ウィル編→ノーマ編→間奏→クロエ編→モーゼス編→ジェイ編で、最後がグリューネ編です。
ただ、冒険するダンジョンはメインで出てきたダンジョンになります。宝箱は一新されて、他にもソーサラースキャナーで隠しアイテムやらレアモンスターを探したり、なんておまけ要素もあります。
闘技場やクイズ小屋も、キャラクエに入ってようやくチャレンジ可能となります。
ウィル、ノーマ、クロエの物語は、それぞれメインシナリオでもかなり伏線的なものがあって、それらを完結させたものになってます。
モーゼス・ジェイは、各キャラの物語に到達するまでのキャラクエの中で伏線が敷かれています。
ストーリーはほんと、よく練られてるなぁ〜と感心するくらいの大作です。
グリューネ編は、レジェンディアの世界そのもののまとめのようなシナリオになってます。
クロエとシャーリーのぎくしゃくした関係も丸く収まり、モーゼスとジェイは本当の兄弟のように仲良くなりーの、グー姉さんは消えてしまうけど、決して後味は悪くなく、「あーやっと終わったー」と、達成感を感じられる終幕でした(笑)。
宝箱、メインシナリオとキャラクエのもの全部開けたら称号がもらえるのだけど、なにか見落としてたのか、もらえませんでした(泣。それだけが悔やまれます?!
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